闇に飲まれて幾星霜。

個人的なアイマス関連の話とか。

Glowing Rock! part.2

 

では、前回に引き続きGlowing Rock! 公演Day1の感想をば。
なるべく巻きたい。
双翼の独奏歌が遠い。

 

 


・第2ブロック

第2ブロック1曲目は『オウムアムアに幸運を』。
元は5名のオリジナル歌唱メンバーのうち2名のみが本公演に参加していて、その2名のみでの歌唱という変則的な初披露でした。
この曲自体も変調が多く変則的で難しそうな曲ですね。

黒埼ちとせ役の佐倉薫さんは今回がLIVE初参戦で、少人数での登壇はここが初めて。
ですが初登壇の緊張など感じさせず、その歌唱力の高さを見せつけてくれました。
しっかりとちとせお嬢様の声で力強く歌いながらも安定していたのが印象的でした。

佐倉さんはその実かなり緊張していたとDay2の挨拶で語っておられましたが、堂々のパフォーマンスでしたね。
オウムアムアには新規ボイス組として的場梨沙役の集貝はなさんも歌唱メンバーに入っているので、いつか集貝さんの歌唱も聴きたいところ。


初披露曲に沸いたところに鳴り響くギターのイントロ。
畳み掛ける次の曲は『義勇忍侠花吹雪』!


【デレステMV】義勇忍俠花吹雪(2Dリッチ)


この曲も今回が初披露。
可惜夜月の3人が揃っているので期待されていましたが、前半戦に投入されてきましたね。
イントロがめちゃカッコいいので生バンドの演奏が映える映える。

可惜夜月の3人はアニメで声がついた組でゲーム内やLIVEでもセットで動くことも多かったところに、満を侍してユニット曲を得ての披露ということで感慨深いです。

特に新田ひよりさんは5thツアーの大阪公演が初LIVE参戦だったので、3年近い時を経ての凱旋でこの曲と思うとさらに。
普段のトークなどではわたわたして小動物っぽい(そこがまた歌鈴ちゃんっぽい)のですが、本曲歌唱時には曲調に負けない力強い様を見せてくれたように思います。
動くたびに揺れるポニテが良きなのだ。


その次の曲は何だろう……と待ち構えていたところに響いたのは聴いたことがないイントロ。
歌唱メンバーは東山奈央さんと、村上巴役の花井美春さん。
理解が追いつく前にモニターに映し出された曲名は『Gaze and Gaze』!

7thツアーでは各公演で1曲ずつ初出しされてきた完全新曲枠でした。
これがまためちゃカッコいい曲。
曲の終わりでこぶしを突き合わせたポーズがまたカッコよかった。

初出し曲はパッション曲、クール曲と来ていたのでキュート曲が来るかなと自分は予想してたのですが大外れ。
川島さんと巴お嬢のフォーリンシーサイドはユニットというより面白枠の組み合わせくらいの認識をしてたので、ガツンと殴られたような衝撃でした。
デレステ内でも近日イベント曲として実装予定なので楽しみです。


その次の曲は『生存本能ヴァルキュリア』。
今回参加のオリジナルメンバーは洲崎綾さんと橘ありす役の佐藤亜美菜さん。
そこに、佐倉薫さんと白雪千夜役の関口理咲さんが加わった4人での歌唱。

佐倉さんに続き、関口さんは少人数での登壇はここが初ですね。
千夜ちゃんとしての振る舞いもあって、とても生真面目に歌われている印象でした。
佐倉さんは抜群の安定感、関口さんは安定感では一歩譲るものの声量が抜群だったと思います。

余談だけど、サビの「生き残れ~」のところを歌う佐倉さん演じるちとせお嬢様に対して「お前が生き残るんだよ」と内心ツッコミを入れた人も多かったのでは(笑)


第2ブロック最後の曲は『Trust me』。
第7回の総選挙CDの曲ですが、今回のこの曲を語るならあの点しかないでしょう。

曲後半、ラップ部分の「今心に火をつけろ、発火!」の発火部分で盛大に吹き上がる炎!
あれには度肝を抜かれました。
ウルトラオレンジサイリウムが可愛く思えるほどに、煌々と会場をオレンジに染める炎。
いやはや、誰がドームで、それも女性アイドルゲームのLIVEであんなもん吹き上げると思いますか。

自分の席は、炎が吹き上がるたびにその熱気がやってきて肌というより顔でその温度を感じる程度には体感がありましたね。
さらに前のブロックの席だともっと熱かったんだろうなぁ……というか、演者さんたちが浴びてた熱はいかほどか。

これまた余談だけど、本公演開催の数日前に友達と「今回はロックがテーマの公演だから火炎放射器が10台くらい並んでるはずやで」とか適当な冗談をいってたのですが、よもや当たってしまうとは。
幸い、IMAJOさんのギターからは炎は出なかった。

 

・第3ブロック

MCを経ての第3ブロック……なのだけど、MC部分が記憶から抜け落ちてるので割愛。

MC中にバンドの方々がステージ最上段あたりに移動されていたので何をするのかなと思っていましたが、始まったのはオシャレめな演奏。
別の楽器に切り替えたのかと思っていると、登壇したのは北条加蓮役の渕上舞さん。
始まったのは『薄荷』のアコースティック・バージョンでした。

薄荷自体が2nd LIVEでしか披露されていなかったので、実に5年ぶり。
アコースティックアレンジがオシャレながらも儚げがあって、とても良かったですね。
渕上さんの歌唱力の本領発揮といった印象でした。


万雷の拍手の中に続いて登壇したのは佐藤亜美菜さん。
亜美菜さんは去年9月の幕張でソロ曲を披露していたので「おや?」と思ったのですが、始まったのは『in fact』でした。

このin factもアコースティック・バージョンでしたが、原曲の儚く悲しげな様相とは少し違って軽快な印象が加わり明るく弾むイメージが感じられました。
思えばin factは3rd LIVE以降毎年披露されていて、その度に少しずつ違う表情を見せてくれていたように思います。
4年という歳月の中でありすの周りには多くの仲間が増え、大人であろうと背伸びをしていた彼女も自然に等身大で笑うようになったと思います。
そんな「今」のありすの心境を感じさせてくれるような、今回はそんなin factだったように感じました。

余談ながらin fact語りを始めると、個人的には1番張り詰めた静謐な空気で歌い上げられた3rdが至高だとは思っています。
でもそこから気持ちが一歩進んだような4th、椅子で孤独感が引き立った5th、光の演出が神がかった6thと、やはりどれも甲乙つけがたい。
見たことないのがある人はぜひ見比べてみてほしいですね。


続く3曲目は『Frost』。
蘭子P的には待望、神崎蘭子役の内田真礼さんの登場です。


【デレステMV】Frost(2Dリッチ)


Frostも今回が初披露ですね。
嘉山さん&まつえりさんと合わせてオリジナル歌唱メンバーが揃っていたので期待していましたが、その通りに。
in factに続いて静謐な空気を作り上げてくれましたね。
パフォーマンスについては……真礼さんが出てきたのが嬉しくて真礼さんばっかり見てたので細部を覚えていない(笑)
真礼さんの立ち位置が自分の席に近いサイドだったのでラッキーでした。

今回、真礼さんは全体曲を除くと元々蘭子が歌唱に参加している曲のみの登壇でしたね。
でも着実に宿題が片付いていったので良かったです。
(6th不参加だったので披露できていない曲が3曲たまっていました)


その次の曲は『White again』。
白状すると、この曲はあまり聴き込んでいなかったので最初はこれも新曲かしらと思ってました。(しばらく聴いてると思い出しましたが)

歌唱メンバーはピンクチェックスクールの3人+羽衣小町の2人。
オリジナルメンバーに島村卯月役の大橋彩香さんとりっかさまがいるので、その2人の代表的ユニットが合体した形ですね。
改めて聴くととても可愛らしい曲で、アイドルゲームのLIVEなのにこの公演の中にあると異色というのもまた面白かったです。


第3ブロック最後の曲は、『夢をのぞいたら』。
名古屋公演と同じく、ゲスト参加アイドルである夢見りあむ役の星希成奏さんと佐城雪美役の中澤ミナさんによる歌唱。
このお二人で歌うのは『Sun! High! Gold!』のほうだと予想していたので意表を突かれました。
(そっちの曲もDay2にやったのですが)

SS3A以後は新人さん衣装として定番となった感のある、スターリースカイ・ブライトに身を包んでの登場でしたね。
星希さんも中澤さんも、初登壇が5万人の観衆の前とか緊張もひとしおだったのではないかと思いますが堂々のパフォーマンスでした。

続くMCでは中澤さんが「足がガクガク」と言ってましたが、さもありなん。
でもお二人とも「あ、この人りあむだわ」「ああ、この人は雪美ちゃんだ」と思わせる爪痕を残したと思います。
(Day2のトークがまた面白かったんだ)

 


……というところまでが、第2&第3ブロックの感想。
MC部分の記憶が零れ落ちてるのが悔しいところ。
ヴァルキュリア後のMCで関口理咲さんが「洲崎さんが大好きで~」って話をしてくれたのとか、そういうの大好物だから幾らでもやってくれ。

限界を迎えたので書き始めたこの感想もDay1は折り返し。
次は双翼の独奏歌について書けそう。